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※ 第一印象で書く ※
※ ジャンプ18号掲載・テイルズオブファンダムvol2より ※
※ 第六師団・師団長:カンタビレ ※
※ 迷妄です ※
※ 一応、ディスト亡命直後くらい ※
※ ディストは実際にはヴァンが引き入れましたが、
建前では、研究員として前導師エベノスが連れてきたことになってます ※
※ 年齢・年度の計算は、途中で面倒になったので放棄 ※
※ そんな感じでグダー ※
※ ジャンプ18号掲載・テイルズオブファンダムvol2より ※
※ 第六師団・師団長:カンタビレ ※
※ 迷妄です ※
※ 一応、ディスト亡命直後くらい ※
※ ディストは実際にはヴァンが引き入れましたが、
建前では、研究員として前導師エベノスが連れてきたことになってます ※
※ 年齢・年度の計算は、途中で面倒になったので放棄 ※
※ そんな感じでグダー ※
「へぇ、導師エベノスが新しいのを連れてきたって聞いたからどんなのかと思ったけど・・・
モヤシだね」
「モヤ・・・っ!!」
自分の目の前に立つ女性はケラケラと笑った
「名前は?
あ、ゴメン。 私はカンタビレ
第六師団の師団長なんてやってんだ」
「あ、えっとー、私は・・・」
「男がうじうじ喋るんじゃないよ! ほら、名前!」
「ディ、ディストです!!」
「ディストだね、覚えたよ」
カンタビレはディストを指差し、またケラケラと笑った
「導師付きの研究員なんて、10年ぶりくらいの入団かな」
カンタビレは人のよさそうな笑顔をディストに向ける
「前の研究員は惑星譜術とかいう大層な研究をしてたんだけど、
まぁ、元々変わったヤツでね、急に退団して、どっか行っちまったのさ
あんたはその後を引き継ぐの?」
「いえ、私は・・・、また別件です」
キパキパと喋るカンタビレの語調に押し流されつつも、ディストはどうにか返事を返す
「別件か。 世の中、バタバタしてるもんね」
彼女は少し退屈そうに呟き、再びため息を吐き出す
「しかも、期待してた導師付きの研究員はモヤシだし・・・」
「モヤ・・・っ、モヤシ、モヤシって、さっきからアナタ失礼ですよ!」
「だって、期待してたのに、こんなモヤシじゃーさー」
「また・・・!! 大体、私は研究員として招かれたんですよ?!
ナニを期待してるんですか!!」
「戦闘能力?」
「無理です!」
ディストの即答に、カンタビレは残念そうに呟く
「前に居た研究員は凄かったんだってー」
「・・・その惑星譜術を研究してた方ですか」
「そうそう、セブンスフォニマーでねー
他の譜術も超一流! おまけに、格闘技も大得意で、もう毎日殴りあったものだよ!」
「女と殴りあうなんて、最低な人間じゃないですか・・・」
「いや、相手も女だし」
「はい?!」
「もうあの頃は毎日が楽しかった!
毎日、殴り合い、譜術を交わし、時には料理を一緒にして、厨房を爆発させ、二人で手を取り、更なる譜術で証拠隠滅っ、そして逃走!
あの時、二人で眺めた夕日を私は忘れない・・・!!」
ディストはココでようやく、ヤバイタイプの人間に絡まれてしまったのだと自覚した
感極まって、様々な思い出というか、過去の悪事を暴露するカンタビレの眼を盗み、そっとその場から逃げようとしたが・・・
「あぁっ、どうして退団してしまったんだっ、ネビリム!!」
「―――――え?」
浮きかけた足が、ピタリと止まった
「そう、二人でザレッホ火山の竜を見に行ったりもしたっ!
あれは流石に危なかったが、」
「あのっ、あの、すみません!」
「私の華麗な剣術と、お前の冴え渡る譜術で切り抜けた、正に危機一髪!」
「カンタビレ! ちょっとっ!!」
「あの瞬間の汗の煌きはー・・・・、
あ、ゴメン、ディスト。 存在を忘れてた」
「そのストレートに酷すぎる言い草にはあえて目を瞑ります
・・・、その前任の研究員・・・、ネビリムというのですか?」
ディストの眼に、偏執的な灯が宿ったのを見て、カンタビレは表情を引き締める
「・・・あぁ、ゲルタ・ネビリムという。 ・・・知り合いか?」
「・・・はいっ」
ディストは眼を輝かせて微笑む
けれど、その笑みの『歪み』に、カンタビレは気づいた
「・・・退団後、どこかで塾を開いていると聞いた
もう・・・それも10年以上も前のことになるが・・・今も、元気にしているか?」
カンタビレの質問に、ディストの表情から笑みが消える
「・・・・・・いえ・・・」
返事は短いが、重い沈黙とディストの表情が、事実を伝える
「・・・ネビリムとは・・・?」
「その、退団後に開いた私塾の生徒でした
・・・私にとって、ネビリム先生は、この世で最も尊き人です」
「そうだな・・・惜しい人を亡くした・・・」
流石のカンタビレも苦く呟く
しかし、
「いいえ」
ディストが、にっこりと笑った
「まだ、ですよ。 これから、ですよ」
今まで、どうやって潜めていたのかと思うほどに濃密な、狂気
「ディス、ト?」
「私は、そのために此処に来たのです」
フフと笑うその眼は、遥か遠くを見ている
「そうか、先生は此処に・・・、
惑星譜術、それはそれで楽しそうだし、先生の後を継ぐというのも素敵ですね
あぁ、それよりも運命的じゃないですか
恩師の職場に、生徒が就職するなんて」
ディストはカンタビレを見やり、無邪気に笑う
「カンタビレ、貴重な話をありがとうございました
また・・・、機会があれば、先生の話を教えてください
それでは、失礼」
一方的に別れを告げると、ディストは彼女の横をすり抜け、何処へともなしに歩いていく
シタリと冷たい汗が落ちた
嫌な、嫌な予感がする
「・・・・・・ユリアよ、知っているなら教えてくれ・・・」
カンタビレが小さく呟く
「今、何が起きようとしている?」
--*--*--*--*--
ジャンプに不意撃たれた
カンタビレに一目惚れ
チャキチャキの姉御肌ムード! カッコイイぜ!
武器は日本刀っぽいし!
今回は勝手に、ネビリム先生とお友達化しました
でも、仲良く慣れそうな気がする
もしくは、物凄い喧嘩友達だと思う
そして、文章は途中で方向性を見失ったのがありありとわかる感じで申し訳ない・・・
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