最新記事
ブログ内検索
※事前シチュエーション説明※
元就は、山崎で光秀の狂気に飲まれて、自壊済み
己の手で毛利軍を全滅させ、自身も死んだことにして、光秀の元に下る
光秀が信長を殺したいのと同じに、元親を殺すためだけに生きてる
そんなドコにも光の当たらない話
地味グロ系です(ナニソレ?)
よろしければ・・・
元就は、山崎で光秀の狂気に飲まれて、自壊済み
己の手で毛利軍を全滅させ、自身も死んだことにして、光秀の元に下る
光秀が信長を殺したいのと同じに、元親を殺すためだけに生きてる
そんなドコにも光の当たらない話
地味グロ系です(ナニソレ?)
よろしければ・・・
嗚呼、血の匂い、血だ、血だ、死の匂いだ
「死ね」
手にした円陣の刃を軽々と振るえば、人はすぐにモノに変わった
わっと広がる赤
「嗚呼」
それが焦がれたもののように、彼は手を伸ばし、全身に浴びる
「・・・・・・」
赤く汚れた己の身を抱き寄せ、音も無く笑う
温かい、心地よいぬくもり
「・・・・・・・・・」
赤い赤い赤い赤い赤い
「・・・・・・・・・・・・」
眩暈がする、あまりの優越に
けれど、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」
それはすぐに冷え、ガサガサと乾き、不快なものへ変わる
「・・・・・・・」
視線はすぐに周囲を見渡す
あるのは無数のモノだけ
求めるものは、もう無い
無い無いないないないないないない
「・・・・もっと」
取り付かれたように、ゆらりと歩み始めようとした、その時
「すべて終わりましたよ、元就公」
背後から響いた声に、反射的に、刃で切りつけた
「あぁ、怖い、怖い」
首筋の寸前で止まった刃を眺めて、白い人が笑う
「全て終わりました、元就公」
再びの言葉に、ゆっくりと刃を下げ、身のうちの構えをとく
「・・・明智」
「貴方は本当に、人殺しがお上手だ」
光秀は累々を並ぶ死体を眺め、感嘆と呟いた
彼の周囲に転がる死体はみな、一刀の元に切り捨てられ、無駄な傷が無い
多くは心の臓を断ち切られ、それより多く首と胴が離れている
一瞬で溢れる血を、最も多くした殺し方
針を通す精密さで急所を外し、長く相手をいたぶる光秀とは大きく異なる殺し方
「・・・足りぬ」
輪刀をだらりと手に提げ、虚ろな眼で周囲を見渡す
彼の眼には、既に事切れた死体など視界に入ってはいない
「そうですか、足りませんか」
光秀は、彼を見つめ嬉しげに笑う
彼の姿を現していた兜も鎧も、今はもう無い
晒された髪も、衣服も、手も、全て血で染まり、赤と緑の不気味な模様を出している
「嗚呼、美しい」
立ちすくむ彼に手を伸ばし、乾いた血がこびり付く頬を撫でる
「やはり、私は間違っていなかった
血に塗れた貴方はこんなにも美しい」
恍惚と、酔いが回ったように笑みを浮かべ、彼の頬を首筋を胸元を手を撫で上げる
性的な匂いを帯びたそれを払うことも無く、彼は魂の抜けた人形のように立ちすくんでいる
「言った通りでしょう? 貴方は血を見るのが好きなのだ
もう取り繕うことも、苦しむことも無いのです
思うまま、望むまま、殺せばイイ・・・」
元就の魂を犯すように吹き込む言葉
狂気が染みこむように、元就の瞳の虚が深くなっていく
「・・・明智・・・私、は・・・、」
何かを言いかけた唇を、光秀は迷うことなく言葉と共に奪う
血の味がする、口付け
それは、何故か、性欲より食欲を思わせる
光秀は、その欲に逆らわない
「っ!」
元就が小さくうめき、反射的に触れ合っていた唇を離す
その口元には新たな血が滲んでいる
光秀が噛み付いたのだ
「私は貴方とひとつになりたい」
己の唇に付いた血を舐めながら、彼は呟く
「互いの何もかもがわからなくなるまで、グチャグチャになって、
貴方の欠けた部分を私が補って、私の欠けた部分を貴方が補って、
そして、二人の満ちた部分を溢れさせ、二人の欠けた部分をより欠いて・・・」
―――そして、一緒に壊れて生きましょう・・・?
甘く甘い狂気の沙汰
何処にも行けず、留まるばかりの血の池地獄
愛しい人をこの手で屠る、その日まで・・・
死に壊れて、生きていこう
--*--*--*--*--*--
同盟作っちゃった記念(帰れ)
ミツナリはもっと、血グロでエロスな感じを出したい
濡れ場っていうか、血濡れ場みたいな、ベットシーンで!
うん、イイ(黙殺)
PR
COMMENTS