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※120%下手なギャグ※
※各人のストーリーモードのネタバレを含みます※
※『サンデー』と聞いて、まだピンとこない方は、
 もう少しストーリーモードを頑張ってから読んでください※

よろしければ↓

元親はその日、肥前に居た

以前、南蛮人に奪われた経国の姫君・黒姫の屈辱を晴らすため、ザビー城に乗り込んだのだ

・・・そう、そのはずであった・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

泣いて謝っても許さない!と意気込んで乗り込んだ元親は、ある人物の前で完全にフリーズしていた

「・・・呆けた顔をしているな、長曾我部」

緑の甲冑を纏い、その手には円形の刃

「・・・えっとー、毛利さん・・・ですよねー?」

元親は引きつった笑みを浮かべ、問いかける

「そうだ、知らぬ間でもない上に、今しがた名乗ったであろう」

彼はこくりと頷く

「・・・えっとー、もう一度、名乗りをお願いしてもいいですかね?」

「・・・仕方ないな・・・」

彼は一度は下げた輪刀を再び持ち上げ、構え、朗々と叫んだ


「我こそは、愛に目覚めし真の日輪の子、
 サンデー毛利であ、ッ!!!」



「うらああっぁあぁっ!!」

セリフの途中にもかかわらず、元親は耳を塞いで叫んだ

「貴様から聞き返しておきながら、我の名乗りを妨害するとは、なんたる無礼!
 その首、切り落としてくれる!!」

元就は大真面目に輪刀を構えるが、元親の精神風景はそれどころではない

己に向かう刃にも気を止めず、元就の肩を強く揺さぶる

「なななな、何があったんだ、元就ーッ!!
 お前、今、自分がなんて言ったのかわかってるか!?」

「何だと、知れたことっ! 我こそが、サン」

「繰り返すな繰り返すな繰り返すなあぁあぁーッ!!」

元就の首を絞めそうな勢いである

「ち、ちょうそ、ちょそ、かべ、
 ・・・・・・・・きもち、わる・・・・・・・・・・・・・・・い・・・・(ぽく)」



頭を揺すられすぎて、元就が貧血を起こしたため、小休止



「そなたには感謝している」

覚醒後、しれっとシリアスモードに戻った元就は元親に言った

「・・・感謝?」

元就気絶中にどうにか平静を取り戻した(でもまだ心臓は早い)元親は彼と距離を置きつつ問い返す

「そなたは我に言ったであろう・・・
 我の心は欠けている、と・・・
 あの意味が・・・今ならよくわかる・・・」

元就の瞳に、今まで一度も見せることのなかった、暖かな熱が篭る

「・・・元就」

あの氷の面を、己が壊したのか
そう思うと、何故だか胸が熱くなり、彼を抱きしめてやりたい衝動にかられる

しかし、


「我にかけていたものは・・・そう・・・

 それは、愛だッ!!! 」


伸ばしかけた手が凍りついた

「そう、我には愛が足りなかった・・・! なぜそのことに気づかなかったのか・・・!?
 されど、我はそなたと・・・そしてザビー様によって気づいたのだ!!」

俺とアレの名前を並べるな!と叫んでやりたいが、硬直が続き声が出ない

「あぁ、我の凍えた胸を暖めるその、愛・・・
 それを知り、我は生まれ変わったのだ・・・・すなわちっ、」

元就は再び輪刀を構えた


「愛に目覚めし者、サンデーも、」


--ガツン--


・・・元就がすべてを言い終えるより早く、元親が手にした槍が彼の頭を殴りつけた

多少は手加減したが、貧血もあってか元就はその一撃で再び気をやってしまった

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お、恐ろしい・・・っ!!」

心底、慄きながら元親は昏倒した元就を見下ろす



傾国の姫君の敵討ちのほかに、新たな目的が出来た元親は、破竹の勢いで城を攻略した

「元就を元に戻しやがれ、アホ南蛮人ーッ!!!」

そんな絶叫とともに・・・・



--*--*--*--*--*--

もう、率直直球な感じで
ものすごい衝撃だったよ、サンデー・・・!!!
時間があれば、もう少し書きたかった・・・(ネカフェの時間の都合)
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